茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2024年4月号

・Huluで見たもの

ドラマ「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」「Season2〜幻の翼〜」「劇場版MOZU」
ヒロミチャァァンンンンンン!!!!!!っていう感想しか覚えてないMOZUをコンプリート。宏美ちゃん怖かったょ...そうすけの足、ほっそ!長谷川博己まるで覚えてなかったんだけどめちゃくちゃいいハセヒロですね!あと、この吉田鋼太郎はゆるす。すきだった時代の真木よう子だ~~。次は「外事警察」見たいなーっておもたらめちゃくちゃキャスティングかぶっててなるほど連想ゲーム。

映画「ナイル川殺人事件」

映画「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」
一週間のタイムループ、一人ずつ気付いていって仲間を増やすくだりめちゃくちゃおもしろかったしそのせいで仕事の効率めちゃくちゃ上がっていくのもおもしろかった。どうやってオチをつけるのかとワクワクしてたら、ああ、そう、うん。みたいに終わってしまったので、ちょっと肩透かしだったのざんねん。

 

・読んだ本

ヒコロヒー「黙って喋れ」(29)
タイトルからしててっきりエッセーかとおもいきや恋愛掌編集でしたビックリ\(^o^)/女芸人の吉住さんがさいきんすきなんだけど(ドラマ「ナースエイド」見たので)(お笑いライブにも行った)作中の女性が時々吉住さんで脳内再生されて楽しかったです、特にグレーのパーカー着て盛岡から学生時代の好きだった人に会いに来た女の人。ラブストーリーなんて久しぶりに読むなあって照れながら読んだら著者のことすっかり念頭から消えてたんだけど、あとがき読んだらめちゃくちゃおもしろくてさすが芸人さんだなあってげらげら笑った。

芦辺拓「乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび」(30)
江戸川乱歩「悪霊」が未完であったのは、事件を防ぐためであったという新解釈。女装する教授とか同性心中とか情交のあとが残らない逢引きであるとかもうなんでもありだな!!という感想です、如何わしく淫らです。あいにく原典をしらないのでどこまでが乱歩先生の性癖なのかはわからないんだけどこれは原典をあたるべきか...

下村敦史「そして誰かがいなくなる」(31)
下村さんが実際に自宅を建てたエピソードがふんだんに盛り込まれてるというクローズドミステリ。家を建てるエピソードが妙にリアリティがあってw妙にケチくさかったりビルダー側に「センスがいいですね!」って言わせるあたりがおもしろくてニヤニヤしました。下村敦史のアナグラムが出てきたときにはてんこもりだな!ってわらいました。いやでもほんとうの殺人はなくてもよかったような気がする。

柚月裕子「風に立つ」(32)
ミステリではない柚月さん。補導された少年を一定期間預かる補導委託という制度を知らなかったです。不器用という言葉で片づけてほしくない父親のあまりにも言葉の少なさ。父親に愛されていないと思い込んで拗ねてる中年息子に対して、察しろというのはあまりにも不親切なのでは??????中年息子が拗らせてるわりには素直に生きててほんとうによかったです。

大倉崇裕「犬は知っている」(33)
病気や怪我に苦しんだ時にひとはほんとうに犬に会ったら抱えてた秘密を話したくなるんだろうか???その企みが広がってしまうと意味がなくなるので、儚い企みではあるんだよね。

五十嵐律人「真夜中法律事務所」(34)
死者が見える弁護士と検察官コンビという特殊設定ミステリ。

 

・観た映画

ゴジラ×コング」
人間味ましましのコングくんが苦労人すぎて泣きました(わらいすぎて)地下空間で繰り広げられるコングたちのバトルはどうしてもただのゴリラの喧嘩にしか見えないんだけど、地上に出てきたコングくんはやっぱりちゃんとデカくて、そのたびに新鮮に、わ、デカいなってびっくりした。怪獣は人間の作った建物を壊してなんぼですからね。しかし人間の作った建物を巣穴にするゴジラくんのかわいさよ。コングくんのお食事風景とか敵を捕獲する描写がやたらリアルでなんどか画面から視線をそらした。やっぱり怪獣はゴジラくんみたいにカスミ(違)を食べてて生きててほしい。そのゴジラくんはパワーアップしてて目からなんか出るレベルになってたのもわらったw古代怪獣の巻き散らかした冷気を放射線で解決するとかやっぱり放射線のことなんやとおもてるんや案件は発生してた。わたしはそもそも田中圭ちゃんが吹替をするっていうのでハリウッドゴジラを観るようになったんだけど、今回は出番がないらしいと察して字幕で観た。

京都旅vol.4

今回は娘とふたり旅でした。

Day1:金閣寺立命館大学龍安寺仁和寺・SECOND HOUSE・京都大学

京都駅で市バス・地下鉄一日券を買い、地下鉄に乗って四条烏丸へ。ホテルに荷物を預けてから小川珈琲の堺町錦店でモーニング。わかりやすい看板が出てないので一度お店の前を通り過ぎてしまう。初見殺し。

スモークサーモンと自家製フムスのサラダプレート炭焼きトースト添えを喫食。モーニングとは思えないボリュームとプライス。浮かれた観光客なのでよいのです。それにしても食べ物の写真が上手に撮れない。

さて、浮かれた観光客は気合と覚悟を持って激込み観光地へといざ。京都三大混雑スポット(らしい)金閣寺へ、地下鉄で北大路まで行って、そこから市バスに乗り換え。観光地近辺の市バスの混雑は尋常ではないと聞いたので、なるべくバスを避けようという戦略です。何度目かの金閣寺はなるほどさすがの人出を誇り、気温も高くなりゆく好天の中、金ピカに光っておりました。そして徒歩で立命館大学へ。四半世紀以上ぶりの母校は面影がほとんどなく(改装・建替えがすすんでいた)懐かしいという感情もあまりわいてこなくてさびしかったんだけど、画面の中で見た覚えのあるホルモー白虎戦の舞台となった芝生広場が見られたのはよかった。キャンパス内にキッチンカーが何台も止まってて、やだ、めちゃくちゃうらやましい。春の大学生たちはキラキラ輝いてました。若人よ、励め。

そして、学校前からバスに乗って龍安寺へ。あの世界で一番有名な石庭を見ます。枝垂桜が風に乗って舞い散るさまがとても美しくて、あの小さな庭に、そこにいる人間の数をものともしない静謐さがあふれてたのは奇跡。

龍安寺からまたバスに乗って仁和寺へ。初めて来た前回(2022年11月)は夜間拝観だったのでお昼の仁和寺は初めてです。桜の季節と紅葉の季節を(一応)避けて京都に来てるつもりなので、御室花まつりが開催されていたのラッキーだったしとってもきれいだった!

では、いよいよ京大キャンパス方面へレッツゴー。今回のメインイベントと言っても過言ではない、SECOND HOUSE出町店へ行って掲出されている万城目さんのサインを見に行きます!

わーーん、直木賞ほんまにおめでとうやで~~。きのこあさりとキャロットケーキを喫食。写真バシャバシャ撮らせてもらったのに、どうして上手に撮られへんのや...食べ物の写真は割愛。あんまりにも写真が下手なので。ひとりだったら御所グラウンドにこそ行きたかったんだけど、今回は連れがいるので断念します。また次の機会に。鴨川デルタを横切って(飛び石チャレンジもした)(まだいける)歩いて百万遍へ。吉田南構内をぶらぶらと歩き、遠目から吉田寮も見学。ひとりだったら吉田神社にも(以下略

いったん四条烏丸の交差点を横目にホテルに戻ってチェックイン。腹ごなしに四条河原町でカラオケ(娘の推し活につきあう)(わたしの推し活につきあってもらったのでここはイーブン)して、小腹がすいてきたなーとホテルまでの道をぶらぶら。路地の居酒屋に入って、〆の一杯を引っかけて帰宿。生麩田楽とかたけのこの天ぷら美味でした♡

 

Day2:清水寺京都水族館京都タワー

朝食は、湯葉丼とおばんざいのセットが食べられる京菜味のむらへ。お野菜たっぷりで満腹です。くるしい。並ぶかとしんぱいしてたけどぜんぜん大丈夫だったのよかった。

ホテルに戻ってチェックアウトしてから、今回二つ目の京都三大混雑観光地、清水寺へ。腹ごなしに四条烏丸から徒歩にて。三大混雑観光地は早朝に限るという教えの通り、まだお店も開いていない街を歩く。それなのに産寧坂はすでに人ごみの予感...八坂の塔が見える坂道は京都らしい写真が撮れるので人気なのすごくわかる。写真撮るの下手人間だし、写真を撮ろうというエネルギを人ごみに吸い取られてしまって、この日はほとんど写真を撮らなかった。さすが三大混雑観光地、完全に敗北である。だいたいこっち方面かな~~ってぶらぶら歩いてたらこれ観光情報誌とかインスタでみたことあるやつ!!ってテンションの上がったカラフルな庚申堂に遭遇しました。映える~~(しかし映える写真は撮れないのであった

敗北といえば、今回もぜんぜん胃袋が役に立たなくて、食べたいものがぜんぜん食べられなかった!あんみつとかみたらしだんごとか抹茶パフェとかおもに甘いもの。胃袋がみっつくらいほしい。強靭な胃袋が。

京都水族館の入場予約をしていたので、急いで京都駅へ向かう。そこから市バスで水族館へ。子どもたちが小さいころに来たことがあるので再訪です。オオサンショウウオがメインな水族館珍しい。穏やかにすごせてよかった。さて、おなかすいてきたので京都タワーの地下でごはん食べるぞー。市バスで京都駅まで戻る。なに食べようかなーと選んだのは回転寿司でしたwww京都で食べる回転寿司美味しかったです。あとはお土産買ったりして高速バスに乗り込む。あー、今回もよく歩きました。次は10月に京都旅vol.5(ひとり旅)を予定してて、今度はホテルステイを楽しもうと思います。

「20世紀号に乗って」オリックス劇場

今年はエンタメをいっぱい摂取するぞ~~って年始に思い立って、いろいろとチケット業務を頑張った中に増田さんの主演ミュージカルもあったのでした。*1いろいろあってマチソワしました(多謝)増田さんの舞台は初めてだったんだけど、めちゃくちゃミュージカルが合うね!!!!と大興奮。今まで長らく増田さんのお芝居はどうもなあと全肯定できないことに悶々とし続けてきましたが、ここにきて増田オンミュージカルという世界線を知ってこの手があったのか!!!と膝とかデコとか打ちつけまくった。いや、わたしが知らんかっただけで、増田さんはもうずっと前からミュージカルの世界にいたわけですが。もっと早く知りたかった。いや、でもこのタイミングだからこそっていうのもぜったいにある。ほら、チケット取るの、ちょうめんどくさいじゃん?(小声)増田さんから離れたのってチケット業務がめんどくさいっていうのもあったからねたぶん。そして珠城さんにくれあちゃんというキャスティングがもはや月組だし、だからこそのタイミングですよ、ありがとう世界!!増田さんが輝く世界がここにもあった!!!!ミュージカル以外だともちろんコンサートの舞台がそう。増田さんという魅力があますことなく惜しみなく発揮されていて、こんなん惚れ直してしまう...ってうっかり乙女になってしまった。いや、こんなのみんなが増田さんのことすきになってしまう。たぶん8割くらいは増田さんのことをすきな人間で構成されていたであろう会場が、終演時には10割になってたのきっとそんなに間違ってないとおもう。みんなオスカーのことすきでしょ?増田さんのことすきでしょ?わたしもすき。やっぱり増田さんはわたしの生涯唯一の自担ですううううううううううううという叫びを抱えながら帰ってまいりました。無事ではないです。うっかりにゅーすのライブ映像などを見たりして、すきってきもちを持てあまし、こころを千々に乱しております~~~(風に吹かれながら

あんまり考えないようにしてたんだけど、目の当たりにしてしまってはそうも言って逃げてもいられず、っていうかキスシーンがあるとか聞いてないんですけど!!!!わたし、すきなひとのキスシーンだめなんですよぉ....(瀕死)直接接触ぜんぜんいらないのでタカラヅカのキスシーン見習ってほしい...しかも(しかも)相手が珠城さんて!ねえ!!!わたしの情緒が息をしてません!!!!たすけて!!!!!!誰ならいいってわけじゃぜんぜんないしむしろ誰でもだめだけどそれでも珠城さんて。ふぇぇぇ~~...って魂ぬかれちゃったし戻ってこないよ魂。人生って、皮肉ですね。へへ。へへへ...(大泣き

古典ともういうべきブロードウェイミュージカルは、翻訳に苦心されたであろうことが推しはかれる場面なども微笑ましく、違和感となって表出される単語たちも良きスパイスとなっていて、また、時代性を感じる不適切な表現もまあ時代だしなって思えるくらいにはわたしもおとなになりました。戦争が始まるよと歌うヴェロニクの場面はちょっと肌が粟だったし、プリムローズのまともじゃない、正気じゃない、狂ってるってセリフも聞き流せなかったし。それにしても出てくる役者さんたちがみんな達者でものすごく見応えがあった。難しい掛け合いも難なくこなしてるように見せるし、三銃士のトリオの絶妙な関係性もおかしくて素敵だった。ビッグベイビーの彼の扱いは酷いなあと冷静になるとおもうけど、舞台の上ではさいこうにチャーミングでおもしろかった。ポリがコレされてない作品を、観客に委ねられていることが時代だなあとおもったし、ちゃんと正しく受け止めれていたらいいなとおもう。ああ、すがすがしいな。

・ヴェロニクの場面に増田さんも出てたってさっき知ったんだけど、そういうのもうちょっと早く言ってよ!!

・1階席で観た時にはぜんぜん気づかなかった、逃亡するプリムローズが上方のオケ席の前を通り過ぎるやつ、3階席で見てきづけたのうれしかった。ほかにも見逃してるものがたくさんありそうでこわい。

・生オケさいこう。

・スリーピース姿の増田さんさいこうにイケめててさいこうだった。すきです。髪の毛がちがちに固めてなくて動くたびにほわほわ揺れるのもさいこうだった。後頭部だいすき。上着脱いで腕まくりするのみんなだいこうぶつなの確信犯すぎてむしろむかつくんだけど、近くで増担があの雑な腕まくりがいいんだよね~~~って話してて納得しかなかった。さすが同担わかるでわかるで~~。すきだーーーー!!

*1:ちなみに取れなかったチケットは、月組ちゃんの4月公演と地球ゴージャスとベルばら50です。ガッデム。