市川さんの4年ぶりの書き下ろし読みましたー。
わー、久しぶりー。ってちょっとホッとしました。
ノスタルジックな雰囲気が全編に漂っていて、思い出したのは「思い出のマーニー」みたいな、日本だけどあんまり日本っぽくなく、 21世紀の現在ではなくもう少し前のいろいろと不便な時代のお話。スマホのない時代。たぶん。狭いコミュニティで生きていくことの息苦しさはよくわかるし、そこで発揮される青い春のエネルギはとってもまぶしくてほほえましくて、そしてほろにがくて。でもどこか肩透かしだった。というのが本音かな。