茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

朝井リョウ「世にも奇妙な君物語」(1)

ほどよいエンタメでした。 

世にも奇妙な君物語

世にも奇妙な君物語

 

わたしショートショート好きだからこういうのすごく好き。それを朝井リョウくんが書くというのが新鮮でした。

作者と世間をイラッとさせてるもの、というくくりで「シェアハウス」「リア充」「SNS」「モンペ」「ネットニュース」そして「”自分は不器用ですから”文化」wうん、言いたいことはわかる。しかし地方の片田舎に住む人間にとってはシェアハウスとかよその国の文化としか思えなくて(いわゆるテラハも見たことない)え、なに、都会ではそんなに流行ってんの?シャレオツキーワードなの??ってカルチャーショックでした。イマドキのナウでヤングな意識高い系の人たちはみんなシェアハウスして仲間意識を育てて有意義に人生を謳歌してるの??ひょー\(^o^)/その流れで「リア充裁判」とかリア充の権化のような人が何言うてるんですかってわりと片腹痛かったんですけど、インタビュー読んでるとやっぱり彼はあっち側の人で、ハロウィンでみんなで仮装してバカ騒ぎすることも才能の一つだみたいに言ってて、ああ、そうなんだ・・・っておもいましたね・・・って今ってリア充って軽薄な人たちを嘲笑するような言葉になってるんです??もうカルチャーショックすぎてたいへんだよーリョウくんのおかげで若い人の世相がわかって勉強になります・・・わたしも今は引きこもり系だけどそりゃ若い時はふつうにワールドカップの時とか仲間内で集まって大騒ぎして若気の至り的なこともありましたよね、確かにそういことするのってエネルギが必要だからそういうが枯れてしまった今は(いや、枯れたわけじゃないのよ、違う方向に興味が移っただけなのよ)もうわたしに必要なのは二次元だけでいい・・・ってなっちゃうのね・・・あとは最終話なんですけどこれはちゃんとご本人たちの許可は撮ってあるんでしょうかwインタビューでは溝端くんにはプレゼン済だって言われてるけどさ。確かに黙っててそれが価値になるのってズルイよね。

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