茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

阿部和重・伊坂幸太郎「キャプテンサンダーボルト」(58)

早川8位、文春9位、このミス19位作品。 

キャプテンサンダーボルト

キャプテンサンダーボルト

 

阿部氏を存じ上げないのでこの二人の名前が並ぶことの妙がわからずにもどかしい・・・!

二人の対談読みました。

阿部氏の作風がわからないのでだいたい伊坂さんっぽいなーって読んでました。会話文なんかは特に。あとレッドが陰謀にはめられて社会から抹殺されたりとか村上病に仕立て上げられたりするくだりでは「ゴールデンスランバー」っぽい怖さだなーって思ったんですけどお二人の間でもそういう話が出たようでwおお、合ってるwwwってうれしくなったり(正解じゃないかもだけど)それにしても蔵王にある生物化学研究所を破壊するための陽動作戦として東京空襲が行われたのだとするのはビックリでした。サイボーグめいた殺人者の登場のSF色つよめなところと五色沼の水がどうなるのかという導入部分ですこし足踏みしましたが、三人が出会ってレッドに会いにいくあたりから一気読みしました。ほんとはなかった村上病。やっぱり伊坂さんっぽかったw

 

今年はこれが最後の一冊に。

60冊に届かなかったー。今年もタカラヅカに心を奪われたままで、毎日いろんなことに心を動かされて生きてます。ツラいこともあるけど楽しいししあわせ。

ミステリランキングが発表されてよねぽんの早川・文春・このミス三冠に沸きました!!よねぽんの年でしたね。しかし何気に若竹さんの「さよならの手口」が早川10位、本ミス18位、文春10位、このミス4位と全部にランクインしてて今年読んだ中ではこれが2強かも。日常の謎の旗手たち。

来年もいい本に出会えますように!