茶の間でおま。

本とかテレビとか宝塚とか。

島本理生「ファーストラヴ」(29)

第159回直木賞受賞作品。

島本作品にしては珍しいミステリ風味。

なぜ娘は父親を殺さなければならなかったのか?

ミステリ風味ではあるけれども出てくる人たちがどれもこれも一筋縄ではいかないめんどくさい人たちで、えらく消耗しました。父親による性的虐待と母親によるネグレクト。島本作品のテンプレで、はーもーーーまたーーーーーもーーーーーーー、ってかんじでめちゃめちゃしんどいし、あの母親にイライラさせられたけど、でも実は彼女もまた連鎖の中にいたのだとわかって胸が痛い。あの母親も救われるといいな。ファーストラヴというタイトルに、恋とは、とまた思いを巡らせる。