茶の間でおま。

本とかテレビとかすきなものたち。

2019年9月号

・「引っ越し大名!」

めちゃくちゃだいすきな高橋一生くんでしたー!ここのところちょっとわたしが報われな感じが続いてて、この需要と供給がかみ合わない感じ、すきなんだけどなあ、そうじゃないんだよなああああってわりと長い間悶々としてたような気がします。長かった。たぶんみんながそれぞれ自分の中に「じぶんのだいすきな高橋一生くん」像を持ってると思うんだけど、それが今回わたしにとっては鷹村でした!やだもうめちゃくちゃすきーーーーー!!!!!!あんな高橋一生くん見たことないよ。もうずいぶん長い間高橋一生くんがいろんなお芝居をするのを見てきたつもりだけど、それでもまだ知らない高橋一生くんがいたことに感動しました。すごい。聞いたことない声色。華奢だと思ってたイメージを覆す肉体。*1監督に「最初から最後まで一切成長しない」と言わしめたそのキャラクタ。愛すべき鷹村。引っ越しの係に任命されそうになって、彼は人身御供のように我が幼馴染を差し出すんだけど、彼が妙案を持っていないことに対しておかしな責任感を発揮し、お役目を全うできないならば武士としては切腹もやむなし、かくなる上は俺様が介錯をしてやろうと神妙な面持ちで刀を抜くのもおかしくて、いやいやいや、そうじゃなかろう、きみも一緒に切腹せなあかんやろ、ってめちゃくちゃツッコんだ(心の中で)それでも物事は万事うまくいって、それは決して鷹村の功績ではないんだけど、でも彼を見てるとああ鷹村がいるおかげですべてうまくいったのだなって思わせられる罠。あぶないあぶない。そうじゃないよ。鷹村は春之介に感謝して。あと於蘭さんと中西さんとそれから山里さんと和泉屋さんとそれから小兵衛さんにも。むかいりの吉保がさいこうにすばらしくてずるくてwなんというぜいたくなむかいりの使い方ーーーー!!と悶絶しました。よいむかいり。やはり殿様はうつくしくなくてはいけないですからという言葉の説得力。傾城の殿様。あと、春之介が600人にリストラを言い渡すときに隣の間に控えて刀を構える鷹村が、最後の山里さんの時にはそっと刀を置くのが印象的だった。春之介を気遣い、でも同じ藩士である仲間を信じたくて刀は抜きたくなくて、でも、って逡巡する鷹村とか。言葉がなくてもいろんなものが伝わってくる場面だった。そして鷹村のクライマックスである松の砂浜でのあの殺陣はまさに見ものでwいやwつつがなく引っ越しを挙行するうえでなんかつつがなさすぎてつまらんって納得いかない顔してた鷹村が、ひょーー敵だ敵だ敵だ敵だ待ってたーーーーーーーーーー!!!!!って一気にテンション上がって、家宝の御手杵を使ってイイ!って殿様に許可をもらってヒャッハーーーーーーーーーーーーーー!!!!!って鞘を抜いて見得を切るところはしびれたー。はー、これぞ一世一代の見せ場。鷹村さま~~って黄色い(?)声が飛び交うのもむべなるかな。なんたるマダムキラー。彼は己のスペックを完全に誤解している。うぬが目指すべきはそっちではなくこっちだ!!なんていうか高橋一生くんのおばあちゃんっ子属性を思い出したよね。

・「記憶にございません!」

田中圭ちゃんのアメリカンポリスを楽しみに観に行ってきましたー。ハリキリポリスボーイ楽しそうでかわいかったです。なんか昨今のニッポンのあれこれには憂鬱になるしかないんだけど、こんなふうに政治が変わっていったらほんっとに素敵なことだねっておもうけどまあないなっておもうからファンタジーであった。それまでの自分を変える手段としての記憶喪失というのはよいアイデアだなっておもいました。みんなそうやって別人みたいにいい人に生まれ変わればいいんじゃないかな!

 

・FCを更新しました。

これはわたしのプライド。いろんなことを振り返ってみたらいろんなことをおもいだして、すきって感情があふれてとまらなかったです。わたしには未来しかないってうそぶいてたけど過ぎし日々はどれもこれも美しく愛おしく二度と戻らない風景なのだと改めて思い知らされて胸がはりさけそうにくるしい。もういらないものだと簡単に手放してしまったことの戒めとしてこの苦しみを甘んじてうけとめようとおもいます。いつかまたあなたに会えますように。 

 

・時計買いました。

完全なる衝動買いでしたがとってもかわいいので大満足です♡

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・読んだ本

土橋章宏「引っ越し大名三千里」(25)

伊坂幸太郎「クジラアタマの王様」(26)

道尾秀介「いけない」(27)

西沢保彦「夢の迷い路」(28)

市川哲也「名探偵の証明」(29)

市川哲也「密室館殺人事件」(30)

市川哲也「蜜柑花子の栄光」(31)

市川氏デビュー作からの3作一気読み。めちゃくちゃどうでもいいんだけど、60歳を超えた男女がハードボイルド風に再会して劣情を滾らせて床に転がるっていう絵がどうしても納得できなくてこれはファンタジーかな?ってあの場面だけが(だけじゃないけど)違和感のかたまりでした。あと文章がこなれていないというか、同じ表現がリフレインする箇所があって、ああ、このフレーズすきなのかな、っていうかこれしか知らないのかなって何回かおもった。ミステリ以前のところで引っかかってしまうのもったいない。

 

・夏ドラマ

「監察医 朝顔

「Iターン」

「あなたの番です」

「凪のお暇」

「ボイス 110緊急指令室」

「べしゃり暮し」

完走できたのはこれくらいかな。「Iターン」がじゃっかん義務化されててしんどかったけど竜崎さんかっこよかったですすきです結婚してください(いつもの発作)あな番で横浜流星くんと出会えたのよかった。「ボイス」もほぼほぼ義務感からだったんだけど最後にカチカチ野郎が増田さんのサービスショットくれたのでゆるす。韓ドラのリメイク飽きた。Huluオリジナルストーリーにあっちゃん出演と聞いてリモコン投げました。連ドラは連ドラで完結させてください!!!「凪のお暇」はキャスティングがどうしてもわたしにとってはあざとくてめんどくさい人間でごめんねって泣きながら見てました。ろくでなし高橋一生くんがどんんどんすきになっていくドラマだったけどでもあれはすきになってはいけない種類の人間です知ってる。「凪のお暇」と完全にかぶってた「これは経費で落ちません!」に8話からあっちゃんが出るっていうからめちゃくちゃ大変でした。最初から言うてほしい。最後の最後でヒロインの友達キャラの婚約者があっちゃんでしたーどっひゃー!みたいなオチがあったんだけどおまえは何を言うているのだ状態でなにひとつピンとこなかったのでほんとに途中から出演のやつもオンエア前から告知しといてくださいよ・・・(せつじつ

・「FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました」

エターナルながせくん主演のスペシャルドラマ見ましたー。ハスキーなハイトーンボイスがめちゃくちゃすき。華奢な体も。オチのない話をする天然ボーイの役がとってもよく似合ってました(恋は盲目)べるさい湯のバラ~w

 

平手友梨奈「角を曲がる」

東京ドーム公演でサプライズ的にラストチューンで披露された曲。映画「響」の中でゆりなちゃんが歌ってる曲で音源化が熱望されてたというのは知ってたけれどもこのタイミングで公開されたことの意味とは。とりあえずわたしは早く映画を見ようね。想像してた曲調と違ってたし、曲調とMVがまたこうきたのかという衝撃をもってわたしたちを焼け野原にしたからゆりなちゃんすごいしほんとすごい。

 

・観たいやつ

全編関西弁のオールメールとかめちゃくちゃ楽しそうなやつにあっちゃんが出ると聞いて!女役じゃないのはざんねんだけど、ベンヴォーリオですって、2012年の月組さんのやつで言うたらマギーさんのお役ですね、新公ではまゆぽん。2010年のタカラヅカ初演の星組さん版ではとよこさんだったやつ。クレジットもさんばんめだし*2これはこれはたのしみですねほほほほほてるしがいるからチケットが取れる気がしませんチケットくだしあ。

*1:ただあの乳首プレイだけはちょっと見過ごせなかった。あれは完全なる悪ふざけで、わたしにとってはノーサンキューだった。反省してほしい。

*2:クレジットの序列厨。